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淨教寺 (奈良市) : ミニ英和和英辞書
淨教寺 (奈良市)[し]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [てら]
 【名詞】 1. temple 
: [りょう]
 【名詞】 1. good 
: [し]
  1. (n-suf) city 

淨教寺 (奈良市) : ウィキペディア日本語版
淨教寺 (奈良市)[し]

淨教寺(じょうきょうじ)は、奈良県奈良市上三條町にある浄土真宗本願寺派の寺院である〔奈良市史 社寺編 p.203〕。山号は九条山〔。本尊阿弥陀如来立像〔。
== 歴史 ==
『淨教寺由緒略記』によると、開基行延法師は、河内国八尾庄司で、真野将監行延と名乗る知勇兼備の武士であった〔。浄土真宗開祖親鸞上人の直弟子となり、寛元2年(1244年)3月出家し、法名を行延と賜ったという〔。
第6世の円誓には実子がなかったが、楠木正季の孫〔楠右近衛将監正忠の子〕が初陣にあたり深手を負い、円誓の養子となって空信と法名を授かり、第7世を継いだと伝わる〔〔公式サイト〕。このため当寺では「九耀菊水」を定紋に用いるようになったという〔。また北朝光明天皇の勅願所となり、「称仏明院」の号を賜った〔。
11世行心の代、享禄3年(1530年)に、河内国から大和国添下郡冨庄西城村に移転し、また永禄2年(1559年)12世行春の際に、しばらく九条の里に移っていたという〔。この頃より九条山と号するようになった〔。また天正19年(1591年)、行春は石山合戦の際の忠節を顕如上人から讃えられ、御染筆にて「淨教寺」の号を賜り、石山本山内仏の本尊阿弥陀如来を拝領したという〔。
慶長8年(1603年)3月6日、徳川家康から南都上三條で御赦免の寺地を頂戴し、現在地へ移転した〔〔。
享和2年(1802年)の本堂建立にあたっては、本如上人から斗栱・平三斗・肘木などを拝領し、大乗院門跡からの瓦料の寄進等もあり、桁行6間半、梁行5間半、丸柱の大本堂が成就した〔。本山の役寺として、末寺との連絡や奈良奉行小泉城片桐氏などとの連絡に携わった〔。寺には「御頭御斉頂戴之由来并御花御燈籠献上之次第・盆御燈籠御迎心得之記」など古い記録が残る〔。
1936年昭和11年)1月26日未明の火難で、本堂は全焼した〔。24世島田義昭は本堂復興を計画し、1968年(昭和43年)10月19日、岸熊吉氏設計の大本堂が竣工した〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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